こうして未来は繋がっていく―黒猫シロと僕―[完]


*****

さあ、準備を整えて出かけよう。

きっとキミは待っている。

最初は出会った公園に行って。

キミの大好きだった、女の子と一緒に。

嬉しい知らせはまずキミに。

きっと喜んでくれるよね。

その時は、また足元を優しく撫でて。

手にいっぱいの花束と、キミの好きなネコ缶を持って、大好きなキミのもとへ。


くろねこのシロ。


いつかまた会えるはず。




< 40 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop