ぼくのひーろー



「あ…ごめ、なさ…っ」
と泣き出してしまった。

とりあえずひなを抱き上げた。

「ひな、泣かんでいいんやで?
食べてくれてありがとうな。
うまかったか?」

ひなは小さく頷いてくれた。


そして泣きつかれたのか
俺の腕の中で寝てしまった。



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