恋に恋をして、
と、

廊下の真ん中で突っ立てる私たち。

「はい。まだ使ってねーから臭くねーと思う。」

『ありがとう!!』

と、

それを着て歩きだした。

「ブカブカww」

『む~!!蒼空がデカイだけなんだもん!!』

私は、

小さくない、ハズ。

ってか、

そうだって信じたい!!

と、

皆で馬鹿やってたら...

『着いたぁ...嫌だなぁ!!

まだ準備が!!』

「「「何の準備!??」」」

嫌だな~!!皆!!

『“逝く”準備だよ』

絶対汗かくよね~

「はい!!話はお仕舞いな!皆準備体操してから二人組に別れて、前半走る人と後半走る人決めて!!お互いのタイム見てもらうからな!!」


「美桜よろしくね?」

『了解!!前半と後半どちが良い?』

出来れば後半が良いな~!!

「前半!!」

『オッケー!!』

やったね!!

前半って無駄に緊張するんだよね...

嫌だ嫌だ!!

「よし!前半の女子はここで男子はここのちょうど反対に赤い線が引いてあるからそこに並んで!!女子は、5周で、男子は7周半な?よし!!よーい。始め!!」

パーンとピストルの音と共に走り始める人たちを見て、

『うわー!!始まったし!!』

「始まったな!!」
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