永愛
事件
『う-ん・・・圭介遅いなあ。。。』
その時、ケータイが鳴った。
♬~♪~♪~~~~~♪
友紀のクラスメート・加奈からだった。
『はいはい??もしも-しっ』
『え、ちょっと友紀!?圭介君が・・・圭介君が交通事故だって!!』
『――え?うそでしょ・・・?』
頭の中が真っ白になった。
『うそじゃないって!!近くの私立病院に運ばれたって・・・!!』
友紀はケータイを切った。
『もしもし友紀?友紀!?ブッ ツーツー・・・』
そして、病院へ行った。
「ガラッ」
『圭介のお母さん!!圭介の容態は!?』
『ええ・・・。来週が限界ですって・・・。』
圭介のお母さんの声は震えていた。
『面会のお時間です。』
看護婦さんの声が聞こえた。
面会用の服を着て、面会室に入った。
圭介の周りは色々な変な機械でいっぱいだった。
あたしがいけなかったんだ。
あたしがいたからこうなったんだ。
あたしがいなかったら今頃・・・。
なんて思ったりもした。
圭介もそう思ってるにちがいない・・・。
アタシナンテイナケレバイインダ・・・