重なる身体と歪んだ恋情
ふと、


如月はどうしてるのかしら?


なんて考えがよぎる。

夕食までは一緒にいたけどお風呂の前から彼は姿を消す。

勿論、お風呂にまで傍にいる必要は無いけれど。

髪を梳いてベッドに横たわる。

明日は何をして過ごせばいいのかしら?

出来れば外に出たい。

私がそう言ったら如月は連れ出してくれるかしら?



そんなことを考えながらゆっくりと目を閉じた。
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