星に願いを
ヘッドハンティング
*
「ねぇ、今日漆原兄弟が一緒にいる所見ちゃった~」
「マジ?それレアものだね。兄弟揃ってイケメンなんてすごいよねー。」
傍にいる女子社員が、キャッキャ言いながら話をしていた。
今日は星子の数少ない休みの日。
それなのに、何故私がここにいるのだろうか。
エレベータに乗りながら考えた。
ここは㈱漆原という大きな会社のエレベータの中。
星子は今、受付嬢から言われた通り、13階の応接室に向かっている。
(はぁ、ホントに何でだろう?)
2日前に漆原創【うるしばらはじめ】さんという方から電話があり、今日会社に来てほしいと言われた。
理由はその時に話します、との事で。
その人は先日美紀の退院の時に会ったスーツの人だった。
(美紀ちゃんのことかな?でも…だとしたら何で白鳥物産じゃないんだろう)
?がいっぱい頭の中を巡った。
「ねぇ、今日漆原兄弟が一緒にいる所見ちゃった~」
「マジ?それレアものだね。兄弟揃ってイケメンなんてすごいよねー。」
傍にいる女子社員が、キャッキャ言いながら話をしていた。
今日は星子の数少ない休みの日。
それなのに、何故私がここにいるのだろうか。
エレベータに乗りながら考えた。
ここは㈱漆原という大きな会社のエレベータの中。
星子は今、受付嬢から言われた通り、13階の応接室に向かっている。
(はぁ、ホントに何でだろう?)
2日前に漆原創【うるしばらはじめ】さんという方から電話があり、今日会社に来てほしいと言われた。
理由はその時に話します、との事で。
その人は先日美紀の退院の時に会ったスーツの人だった。
(美紀ちゃんのことかな?でも…だとしたら何で白鳥物産じゃないんだろう)
?がいっぱい頭の中を巡った。