星に願いを
決断
*
色々と考えた末、病院を辞め㈱漆原に転職することに決めた星子。
決め手は、『心理療法士』
今からでも遅くないのであれば、やはりチャレンジしたい。
働きながらだから時間はかかるかもしれない。
でも今の環境より、更に環境が整えばチャンスは広がる。
何より、長年の小さな小さな思いが心を揺るがせた。
あの頃のお母さんのような、苦労して頑張って働いている人を支えたい。
そしてもう一つ
―君にここにいて欲しいー
あの時の悠の言葉が、妙に胸の奥に突き刺さった。
星子の退職に、婦長さんはとても残念がり中々OKがもらえなかった。
しかし、希望に胸を膨らませる星子に、最後は応援するよとエールをくれた。
(私、本当に幸せだ)
皆に支えられて今ここに生きていると、改めて実感をして涙が滲んだ。
それから約1カ月後、病院を退職した。
そして、一日も早く慣れ親しんでほしいとの悠の意向で、病院を辞めた翌日から会社に行くことになった。
色々と考えた末、病院を辞め㈱漆原に転職することに決めた星子。
決め手は、『心理療法士』
今からでも遅くないのであれば、やはりチャレンジしたい。
働きながらだから時間はかかるかもしれない。
でも今の環境より、更に環境が整えばチャンスは広がる。
何より、長年の小さな小さな思いが心を揺るがせた。
あの頃のお母さんのような、苦労して頑張って働いている人を支えたい。
そしてもう一つ
―君にここにいて欲しいー
あの時の悠の言葉が、妙に胸の奥に突き刺さった。
星子の退職に、婦長さんはとても残念がり中々OKがもらえなかった。
しかし、希望に胸を膨らませる星子に、最後は応援するよとエールをくれた。
(私、本当に幸せだ)
皆に支えられて今ここに生きていると、改めて実感をして涙が滲んだ。
それから約1カ月後、病院を退職した。
そして、一日も早く慣れ親しんでほしいとの悠の意向で、病院を辞めた翌日から会社に行くことになった。