星に願いを
一見クールな悠。


話しをしてみると、優しく温和な雰囲気があり、いつの間にか引き付けられていく感じがした。




「仕事上でも必要になると思うから、携帯のアドレスと番号を教えてほしい。」


「はい。わかりました。」と言って鞄から携帯を取り出す。


その携帯には、キラッと光る星のストラップがついていた。


「きれいだね、星好きなの?」


「好きというか、私が星みたいなものなので…。」


「あはは、そうだったね。」


「そういえば!」


突然思い出したように悠に質問を投げかけた。

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