星に願いを



RRRRR

「…美紀ちゃん、どうしたの?こんな時間に。」


静かな部屋に着信が響き渡り飛び起きた。


時計は深夜の1時半を過ぎた所だった。



「…」


「美紀ちゃん、泣いているの?どうした?」


「…と…ないで」


美紀が小さな声で言ったので、よく聞き取れなかった。


「ごめん、もう一度…」







「お願い…悠さんを取らないで…」

プツン、ツーツー…

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