星に願いを

星子は回らない頭で、色々考えた。



―美紀ちゃん、何か勘違いしている…?―



ここ最近、美紀の様子がいつもと違うことに心配をしていた矢先の電話。


もしかして誤解を与えてしまっているのだろうか。


きちんと会って話をしなければ。


どんな理由があろうと、美紀を泣かせてしまったことは事実。


その日は朝まで眠りにつくことができなかった。


< 63 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop