好きだけど…。
しばらくして体温計が鳴って、智にぃに取られた。

トモキ「38℃かぁ…。真心、我慢しすぎ(苦笑)どうすっかな」

智にぃは私を横にさせて、ベッドから離れた。
仕切られた隣で千尋先生達の声がした。

チヒロ「ごめん!そろそろ打ち合わせあるから、ちょっと抜けるわ。ここ頼んで良い?」

ゴウ「おぅ!智輝がいれば真心ちゃんは何とかなりそうだから(笑)」

チヒロ「悪いな」

そんな会話をして千尋先生は出ていってしまった。


マコ「ケホッケホッ…ケホケホッ…ゼーゼー」

ヤバイ…。喘息出てきそう…。ちょっと苦しいかも。
でも、まだ賢にぃいないし。

マコ「智にぃ…ゴホッゴホッ…ゼーゼー」

私の異変に気付いたのか、智にぃは直ぐに来てくれた。



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