My First Love

そんなとき
私の病室のノックがなった。

どうせ裕兄か森田先生だと思い
なにも答えないで
勝手に入ってくるのを
いつものように待っていたが
なかなか入って来ない。

その上さらにノックしてきたので
私は驚いた。
返事をするとドアが開いた。

そしてドアの前にいたのは
またもや翔くんだった。