君の隣で。


「なぁ…あんたの名前何?」



・・・え?



「わ、私?」

すると彼は笑いながら、
「他に誰が居るんだよ」

「わ、私は
片倉 渚…」

「渚か…
あ、俺は佐野 啓太」


佐野…啓太…


「佐野君は「啓太でいいよ」

「え?」

「だから、啓太でいいって
渚には名前で呼ばれたい」


え?
今、渚って言った?

ていうか!

渚には名前で呼ばれたいって///
期待しちゃっていいの?!

「渚?」

「あ、はい!」

うわぁ
声裏返っちゃったよ〜(泣)

「ククッ
名前で呼んでよ」

「いや、初対面でそれはちょっと…///」


なんでそんな事言ったんだ渚ぁ!!

「そっか…」

それから佐野君はしばらく黙り込んで
「じゃあ
友達になって♪」


はい?

トモダチ?

「あ、うん」

「マジ?!やった♪」


か、可愛い///




< 15 / 20 >

この作品をシェア

pagetop