君の隣で。


そんなこんなで
学校についた。

「渚のせいで間に合わなかったし」

と海くんは言い私に鞄を投げつけた。

「イタッ」

「マジ最悪」

「人の鞄を投げつけるってひどくない?!」

「うるさいなぁ
遅刻してるんだよ?
もっと急いだら?
てか
渚がトロトロ走ってるのが悪いんじゃん」

「はぁ?意味わか「おいお前達! 遅刻だぞ!!」

海くんはため息をつき
「渚がトロいから」と言いながら教室まで走って行った。


ガシッ



ん?
ガシッ?


「片倉〜?
わかってるよな?」

最悪だ…




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