あなたの隣は私 ―恋に落ちる瞬間―【短編】







 やっぱり

 この馬鹿と一緒に居ると








 「おい、遅刻だぞ


  早く走れ!」




 『言われなくても走ってるし‥!』













 自然と笑ってられる














 「足遅すぎだろ(笑)」





 やっと乗り込めた

 エレベーターで



 私は走ったせいか

 話す気力すらなかった。










 「あと2分だったら着くな、」






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