あなたの隣は私 ―恋に落ちる瞬間―【短編】










 体がビクッと反応した














 「おいって、」



 肩を掴まれる










 『な、なに?』






 「休憩長すぎ」


 『はぁ!?

  誰のためにうちがロ‥』














 「ろ‥?」




 『いい、何でもない

  ごめん』











 ロッカー室で


 あいつとのやりとりを

 盗み聞きしてたなんて



 口がさけても言えない。






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