ねぇ、好き。上

恐怖




「おいー、俺が岩佐ちゃんと隣だからな!?」
と、晴くん…





「違うよな!?俺とだよな!?」
と、幹也くん…





何が?










あたしは、凛と手をつないで帰ってきたからまだ繋いだまま。






離したくないから、気付かないふりをする。






「「なぁ!?岩佐ちゃん」」







「と、隣は…凛だよ?あたし、凛と寝るからね?」







「はぁ?話が違くね?」








「…え?」




話って?


寝るんでしょ?


だから、みんなとお泊り会って言ったじゃん。



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