ねぇ、好き。上




お母さんもお父さんも凛も、お見舞いに来てくれる。








「大丈夫か?」


って、声をかけてくれる。



だけど、それが辛いんだ。



心配かけていることが…。








「ねぇ、もう来なくていいよ」












あたしは、言った。









「わかった」









なんて、言ってくれずに…










「そんなことするわけないでしょ!?」と叱るお母さん。













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