ねぇ、好き。上



「…っはぁはぁ…」





「いらっしゃいませー」





「あの、岩佐凛ですが、あずかっているものはありませんか?」









「…あぁ、ちょっと待っててね」















「はい。これよ」






「ありがとうございます!」



封筒の外には、俺宛て、千尋宛て、幹也宛て、母さん宛て、父さん宛て、だった。







俺は、幹也に電話した。

母さんにも、父さんにも…





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