ねぇ、好き。上
信頼できる友達
☆桃花saide☆




「そっか…。そんなことがあったんだね…」



千尋ちゃんは、こくんと頷いた。




きっと、声が出せなかったのは


彼女は泣いていたから…




「…辛かったね」




「…っ、辛かった…怖かった…。どんどん、友達や彼氏に裏切られてみんな私から離れていくの…」





あたしは、彼氏ができたことはないからわからないけど…


彼氏だって、友達だって、親友だって…



きっと、裏切られる辛い気持ちは変わらないはずだから



あたしだって千尋ちゃんの気持ちはわかる。




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