ねぇ、好き。上
「そんな運命なんか、もうないよ!」
「…え?」
「もう、あなたは裏切られる運命はないよ?」
「…?」
言っていることがわかってないみたい…
「だから、あたしとお友達になろう?遅くなっちゃったけど、あたしと千尋ちゃん
似てるんだもん。同じような経験してるでしょ?
だから、仲良くなったら楽しいだろうなって思って!」
「…そんなのっ…」
「ねっ?」
「…ありがとう」
「いいよ。こちらこそありがとう」