ある一人の少女は

ある日の事

少女にとある質問をして来る者がいました


「悲しくないの?

苦しくないの?

辛くないの?

寂しくないの?」


少女は大丈夫と応えました



するとその者が

こう言いました


「一緒に居てあげるよ」


少女はやっと気が付きました



私が欲しかったのは

この言葉だと


私が欲しかったのは

あんな言葉じゃないと


私が欲しかったのは

心だと



少女の瞳からは

沢山沢山涙が流れ落ちました
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