ホストに恋して
第一章:出会い!!
私は、一年前の夏、ある一人のホストにキャッチをされた。

それは、どこにでもあるような駅でのキャッチだった。

「すいません、今、お忙しいですか?」と声をかけられ、振り返ったわたしに、そう声をかけて来たのは、「ゆうや」だった。

いかにも第一印象は、若くて軽そうな人だなぁって思った。

そんな印象の「ゆうや」を、この時、絶対好きになるとは思わなかったのに、いつの間にか本気で好きになったのは、それから半年たった一月のとある日だった。
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