すき、だって。
なぜか隣には祐樹(( ゆうき ))がいた。
「祐樹じゃん!なにしてんの?」
「母ちゃんに買い物頼まれてたのー。」
手に持っている袋を見せて言った。
「あー、特売市?」
今日チラシにあったよなー
なんて思いながら聞いてみた。
「おまえ、主婦かよ」
普通に笑われた。
「ばか祐樹め!」
一発お腹を殴っておいた。
祐樹は小さいころからの幼なじみで
お母さん同士が高校の同級生らしい。
家族ぐるみで仲がよくて、
祐樹の親は出張が多いから
よくご飯を食べに家に来ていた。
最近はあまり来ないけど
「おまえ制服違うと雰囲気も違うのな」
「なんてったってJKですから」
くだらない話で笑いあえたの
久しぶりだなあ、