君と自分
そんな大口叩く私は
姫城遥。
ごく普通の受験生
派手でもなければ地味でもない
友達だってそれなりにいるし、彼氏だって…
いたことはいた…
続かなかったんだけどねι
私のことなんかより!
山本君、ほんと可愛い!
ドンピシャにタイプ!!
「遥、可愛いよね!!山本君」
前の席の友達、リコが振り向いて言った
「弟にしたい!!」
決して彼氏にしたくない訳じゃないんだよ?
彼氏とか、慣れてないんだよねぇ…
前の彼氏だって仲良い男友達だったのに、急に告白されて男の態度とられて、
そんなのなんか慣れなくて…