Endless story in正員館 ~男装女と寡黙男~


そこには


“桃莉よ。私は正員館のどこに私の夢を置いてきた。それは私の夢であり、民の夢である。どうか、見つけ出して、王に預けてくれ。頼む。最後の願いだ──” 


「先生…どうゆうことでしょう…私には全く分からないです。先生はご存知で?」


「いや、私にも分からないんだ」


先生にも分からない……


「たけど、1つだけ言えることがある」


「何でしょうか?」


「きっと今回、お前の父が処刑されたことに関係することだ」



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