Endless story in正員館 ~男装女と寡黙男~


「きゃあっ……」


誰かの手によって口を塞がれた。


「んんっ……」


そのあと、すぐに口から手が離れた。

「うぅっ……」


そう言って男らしく人がうずくまってしまった。


どうしたんだろうと屈んで見てみると、


「あっ!大丈夫ですか?」


「しっずかに……」

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