東京へ 〜僕の夢を乗せて
お店でお父さんを買ってほしいと泣いた僕に


お父さんを買うお金がないからと母にだまされた


母は再婚するつもりはなかったのかも知れない


僕が今の父を気に入り


お父さんになってほしいと望んだ訳だし


あの時何かひらめくものがあったように思う


絶対この人にお父さんになってもらいたい


五歳の僕が


この人しか僕の父親になる人はいないと思った


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