東京へ 〜僕の夢を乗せて

僕が地元のﾗｲﾌﾞﾊｳｽで歌った時


仕事仲間のおばさんたち五人で来てくれたのを今も覚えている


回りばかりを見てるおばさんたち


自分たちは場違いじゃないか？


母は直立不動肩がこってしまったらしい


二回目のﾗｲﾌﾞ時は


僕とあまり年の変わらない女の子を連れて来ていたね

彼女とはどいゆう関係？　

これ又仕事仲間のﾒﾙ友らしい


「母さん僕の歌はどうでしたか。」


明日から又食品ﾚｼﾞの仕事頑張って下さい


健康には気をつけて日本一元気な母さんでいて下さい

僕も又東京で頑張ります


次の朝母は5時半に起き弟の弁当を作り


今日は不燃物の日だ


不燃物を慌てて出て行き又慌てて出勤して行った


ああぁ洗濯物干し忘れてあるよ


会社に着いた母は


ﾛｯｶｰで着替え又慌てて階段を下り食品売場を通り


朝のﾚｼﾞの準備をする


短時間に少ない人数で準備をしなくてはならない


時間との勝負だ！


あっ開店5分前準備は整った


店内に母の『いらっしゃいませ』の声が響いた