東京へ 〜僕の夢を乗せて
ジュンは小学校では養護学級に入り


国語と算数以外は普通学級へ行った


ジュンは優しい友達と理解ある先生に恵まれ


楽しい小学校での生活を送った


五年生の時の宿泊訓練に


一人で参加をさせるのが心配だったので


母がついて行こうとすると

ジュンが「僕一人で行けるから大丈夫だから」


母は嬉しくて涙がでた


でも向こうへ着くと


「お母さん」と泣きながら山歩きをしたらしい


その話を聞いた母がジュンに「泣いたの?」


と聞くとジュンは「泣わけないだろ」と笑った


父も母もジュンの成長を喜こんだ


小学校の卒業式の日母は泣いていた


担任の先生が


みんなの前でジュンが本当頑張ったと誉めてくれたのだ

そして一人一人がマイクに向かい将来の夢を話した


ジュンは『僕はヒーローになりたいです』


やっぱジュンはウルトラマンになりたいのかな?      
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