東京へ 〜僕の夢を乗せて
僕は
あの家には必要のない人間と思っていた
だけどこうして離れ暖かい家族を思い涙がこぼれる
僕にとってあの家は大切な故郷なのだ
どんなに遠く離れてもこの空は繋がっている
心も通じあっている
母が
今の父と結婚しなければ多分僕はここにはいないだろう
母一人を残し上京する事は出来なかった
僕は本当の父親の話を母に聞いた事がない
それは僕が五才の時
「今日から君の父親になるからね」と言った
父のそのことばを今も忘れないでいる
幼かった僕はそうだ今日からこの人が父親だと決めた
母が言うには
今の父親に『母さんをもらってやってください』と僕が頼んだらしい
〔そんな事まったく覚えてません。〕
血のつながりってなんだろう
父曰く一緒にいれば家族なんだ
七才離れた弟が
僕と父親が違う事を十五才の時聞かされ
彼は僕が兄である事に代わりはないと言ってくれた
胸につかえていたものが取れ気持ちがスッキリした
いろんな思いを乗せた電車に
『東京』のアナウンスが流れた
あの家には必要のない人間と思っていた
だけどこうして離れ暖かい家族を思い涙がこぼれる
僕にとってあの家は大切な故郷なのだ
どんなに遠く離れてもこの空は繋がっている
心も通じあっている
母が
今の父と結婚しなければ多分僕はここにはいないだろう
母一人を残し上京する事は出来なかった
僕は本当の父親の話を母に聞いた事がない
それは僕が五才の時
「今日から君の父親になるからね」と言った
父のそのことばを今も忘れないでいる
幼かった僕はそうだ今日からこの人が父親だと決めた
母が言うには
今の父親に『母さんをもらってやってください』と僕が頼んだらしい
〔そんな事まったく覚えてません。〕
血のつながりってなんだろう
父曰く一緒にいれば家族なんだ
七才離れた弟が
僕と父親が違う事を十五才の時聞かされ
彼は僕が兄である事に代わりはないと言ってくれた
胸につかえていたものが取れ気持ちがスッキリした
いろんな思いを乗せた電車に
『東京』のアナウンスが流れた