東京へ 〜僕の夢を乗せて
祖母の家には


母の妹僕にとっては伯母になる人だ


僕は姉ねと呼んでいた


姉ねが大好きだった


自動車が大好きなのはたぶん姉ねの影響だと思う


今は自動車にまったく興味はない


まだ二才にもならない頃


僕は国産車嫌外車もほとんど名前が言えた


姉ねがいつも自動車の本を買って来るので


それを見ていたらどんな自動車も名前を言い当てた


天才少年登場か?


でも他の事に興味を覚えた

僕はすべて忘れてしまった

でも祖母は諦め切れず必死に覚えさせようとした


母が子供は興味があったから覚えただけで


もうなんの興味ないから


いくら覚えさせても無駄だと祖母に言ってくれ助かった


祖母は


何でも完璧を望む人だからついていけない時がある


母とはまったく正反対の性格だ          

祖母と母は親子なのにあまり仲がよくないようだ。 

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