東京へ 〜僕の夢を乗せて
母と祖母はよく僕の事でもめていた


小さい頃から


勉強をさせないといけないと言う祖母


子供は元気に遊べばよいと言う母


僕は習字を習っていた


祖母はみんなが行くスイミングに僕を入れたかった


母は僕が水が苦手で


幼稚園のプールにもなかなか入れない事を知っていたから


スイミングに入れようとしなかった


僕は


絶対嫌だよ溺れて死んでしまう


母がいくら止めても


嫌がる僕を祖母はスイミングに入れた


初日僕は大量の水を飲み溺れかけ


その日に辞めた


母は僕の頭をなぜ「良かったね」と言った


母も僕も祖母の家では弱い立場だ 


僕は祖母の前では母に甘えない


祖母が嫉妬をやき母にあたる


母に


辛い思いをさせたくな僕は

母に甘えないようにした


母は


たぶん僕のこの気持ちを分かっていたと思う    

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