東京へ 〜僕の夢を乗せて
僕は


父の思っていた通り反省するどころか


近くのコンビニで又盗む事を指示され実行した


今度こそとやるぞと思ったが失敗した


本当に今度はやばいかも
父が迎えに来た


父もひたすら頭を下げていた


父に連れられ帰った僕は七発殴られた


僕の体は飛んだ


痛かった痛くて僕は動けなかった


父は『痛いか?この痛みを覚えておけ。』


涙がとまらなかった


泣きじゃくる僕のところへ母が来た


「もう懲りたでしょう二度としない事だね。」


そして


母は「一緒に悪い事するのは本当の友達なんかじゃない


本当の友達は悪い事やろうとしたら駄目だと止めるんだよ。」


僕は本当に駄目な人間だ


母の膝まくらで僕は泣きながら寝た


父は手加減をして僕を殴ったようだ


だからあざなど残らなかった           

< 70 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop