サワーチェリーパイ
しおらしく両手を合わせて謝る様子に、またハートを打ち抜かれる晴斗。
『やっべ、超カワイイんですけどぉー』
目から涙がチョチョ切れそうになり、思わず横を向いた瞬間、嫌なモノが目に入った。
それはハゲたオジさんで、腕には「補導係」の腕章を付けている。
「君達ぃー、今、何時かな? 」
楽しそうに声を掛けて来る、そう、時間は18時を過ぎていた。
「陽生! 逃げろ! 」
ここで補導員に捕まる事は、西工業で最もカッコ悪いし、ドン臭い行為とされている。
『やっべ、超カワイイんですけどぉー』
目から涙がチョチョ切れそうになり、思わず横を向いた瞬間、嫌なモノが目に入った。
それはハゲたオジさんで、腕には「補導係」の腕章を付けている。
「君達ぃー、今、何時かな? 」
楽しそうに声を掛けて来る、そう、時間は18時を過ぎていた。
「陽生! 逃げろ! 」
ここで補導員に捕まる事は、西工業で最もカッコ悪いし、ドン臭い行為とされている。