サワーチェリーパイ

「１０時の電車で現地着、１時間は山下公園の散策で１１時には中華街の店を決めて置かないと」
「いや、あえてここは遅く行った方がいいんじゃねーか？」


虹太が口を挟み、そして自分の作戦を話し始める。


「遅く行けばよー、夕方とかにいいムードになるだろ。それで山下公園から水上バスでみなとみらいに行って、デカイ観覧車に乗せて、一気に」
「アノFerris wheel、カップルダラケネー」
「kissヨリサキ、シタコトアルヨ」


そのアーリオの一言で、盛り上がりを見せた。


「ナニしたんだよーお前。俺なんか、もっとスゲー事したもんね」
「コータ、ヘンタイダカラネ」
「君達夜景も見ないで、何してるんだ？　」
「ソーユーハヤセモ、ファンタジーランドデkissシテタヨー」