サワーチェリーパイ
伏し目がちな陽生を見て、また胸の中にズキンと鋭い痛みを感じる晴斗。
『今日は、絶対に妄想なんかしねえからな。陽生と最後にキメてやる』
と考えているスキに、アーリオが陽生の手を取ってさっさとダンスに行ってしまった。
「晴斗、アーリオに連れて行かれたよ」
声を掛けて来た相手は、何と髪の毛をオールバックにされた駿府。
その姿に、おもわず飲みかけのカクテルをふきだしてしまう。
「何だそれ! 」
「マスターがこうした方がいいって言うんだ、早瀬も」
指差した先には、同じくオールバックにされている早瀬がブラウンの髪の毛の女の子と楽しそうに談笑していた。
『今日は、絶対に妄想なんかしねえからな。陽生と最後にキメてやる』
と考えているスキに、アーリオが陽生の手を取ってさっさとダンスに行ってしまった。
「晴斗、アーリオに連れて行かれたよ」
声を掛けて来た相手は、何と髪の毛をオールバックにされた駿府。
その姿に、おもわず飲みかけのカクテルをふきだしてしまう。
「何だそれ! 」
「マスターがこうした方がいいって言うんだ、早瀬も」
指差した先には、同じくオールバックにされている早瀬がブラウンの髪の毛の女の子と楽しそうに談笑していた。