サワーチェリーパイ
『キスがOKなら、その後も許してくれてるって事で。やっぱり陽生は俺と離れても、気持ちはつながってたいって信じていいよな』


それからしばらくして、テレビを見ていた陽生がスキを見せた瞬間、果敢にも襲いかかる晴斗。


「陽生、ごめん。俺やっぱガマン出来ない」


ベッドに押し倒し、陽生の首筋に何度も唇を寄せて肌の感触を味わう。


陽生もそっと背中に手を回して、細い指で彼にしがみつく。


「好きだ、陽生。もうお前しか考えられない」
「晴斗……ん……」


甘い声が口からもれる、それに勢いづいた晴斗はパジャマのボタンを外して隠されていた柔らかい胸に触れた。
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