サワーチェリーパイ
見事、ベリーランドケータイ小説大賞に輝いた。
信じられないけれど、本当の話。
15歳の現役女子高生が書いたというのもあるし、今、関心度の高い『フィギュアスケート』が題材だったからだ。
しばらくして賞金の200万円が振り込まれ、その通帳を親の目の前に出し、自分の意思を伝えてみる。
「東京に行きたいんだけど」
「高校はどうするの? まさか辞めるなんて言うんじゃ無いでしょうね」
「辞めて小説家になる、印税も入るし」
その瞬間、父が頭を叩いた。
「小説家になっても、続編が売れるとは限らないんだぞ」
浮かれていたあたしには、痛い一撃。
信じられないけれど、本当の話。
15歳の現役女子高生が書いたというのもあるし、今、関心度の高い『フィギュアスケート』が題材だったからだ。
しばらくして賞金の200万円が振り込まれ、その通帳を親の目の前に出し、自分の意思を伝えてみる。
「東京に行きたいんだけど」
「高校はどうするの? まさか辞めるなんて言うんじゃ無いでしょうね」
「辞めて小説家になる、印税も入るし」
その瞬間、父が頭を叩いた。
「小説家になっても、続編が売れるとは限らないんだぞ」
浮かれていたあたしには、痛い一撃。