THE★イケメン男子校inPRINCESS

「…どうせタメだろ?
呼び捨てでいーよ」



彼は紅い前髪を掻きあげ
ながら言った。




その姿が綺麗で格好よくて、
高校生に見えなくて、
見惚れてしまった。



「おい?」



『あっゴメンね
ぼーっとしちゃって』



内心とっても焦りました。



『どうしようかな…』



『んーじゃあ
…りゅう、龍は?』



「…」



『りゅう…?』






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