THE★イケメン男子校inPRINCESS
姫華が名乗ろうとした。
赤く熟れたさくらんぼのような
唇が動く度に、俺は
姫華の方へ近づいていった。
『姫華…』
そしてキスしていた。
唇を離し、焦っている姫華を見て
『ごちそーさん♪
送ってやったお礼な
じゃあな』
と言い残し、俺はもと来た廊下を歩き始めた。
【ファーストキス】
と聞こえた。
(まじかよ//!?ウレシんだけどっ//)
なんて柄にもなく想っていた。
「これから楽しくなりそうだな♪」
【龍介side.END】