THE★イケメン男子校inPRINCESS
「じゃあ、手荷物だけ用意しちゃいなさい!
ママも姫華ちゃん見送ったら
家出るから♪」
『…いつでるの?』
なんとなく分かったが、当たって
いないことを祈った。
しかし数秒の間に
その祈りはいとも簡単に砕かれた。
「明日♪」
ママはこんな
重大なコトをやすやすとっ!
『はあぁ〜…』
(桜にどうせ当分会えないや…)
「ため息つかないの♪
幸せ逃げちゃうよ」
(もぅ逃げきったよぉ)