ヤンキーくんと平凡ちゃん
『あと、無敵のヤンキー君なんだよ!』



ヤンキー…。

それは私が一番嫌いな言葉だ。

なぜなら、私がそのヤンキーだと後輩に間違えられているからだ。

私は普通に接したいのに…。

ヤンキーという言葉さえなければ………。


『あ、葉月はヤンキーって言葉嫌いだったね…。』


『うん、だからそれ以上話すの止めて。』
楽しそうに話す麗には申し訳ないけど、しょうがない。


聞きたくないのだから。
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