あの日、アナタに出会えたキセキ~拾われた少女~


「はっ・・・はっ・・」


しばらく走ると、寒さが気にならなくなった。

そろそろ家帰るか・・・

「・・・ん?」

少し先に大きな箱が見える。

何だ?捨て犬か?

近づいてみると箱は思ったより大きい。

な、何かキケンな動物か・・?

ゆっくりと蓋を開けてみた。


「・・・・はっ!?」


その中には犬が・・・


じゃなくて、


小さくて、首輪を付けた女が眠っていた。
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