暗黒組織~グリフォード~
「・・・・・・なんてね♪」






伏せている顔からわずかに見える『嗤い顔』




しまっ―――――――――!!!



グサッ、



あの感触が胸から伝達され、遅れて激痛が走る。





「っ・・・・!!」




激痛のあまりに崩れ落ちてしまう。反撃しようと思っても、体がいうことを聞かない。そこに襲いかかる、銃声。







何回も乾いた音がするたび、体にのめり込む弾の感触と激痛が体を襲う。視界も歪み、気持ち悪さがこみ上げてきた。




「女の子を殺すのも気が引けるけど




――――――パン、



 今まで殺した処刑人のなかでは



―――――パン、パン、パン、



 面白い奴だったかな。



―――――パン、パン、パン、パンッ


 バイバイ、ド三流ちゃん♪」



――――――パン、パン、パン、パン、パァンッ―――――!!!!



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