幕末にゃんにゃん【完】
姫時side
「姫時……あんたのように未来からこちらに来た娘が一人居る」
一君は私を部屋に連れてくると
私を先に部屋の中に居れ、外をキョロキョロと確認して部屋の中に入りスパンと襖を閉た
そして、目の前に座り、眉を顰め言った。
未来から来た娘?
って事は平成の時代から来た女の子!?
それは、お友達になりたい!!
そんなウキウキした気持ちが表情に表れたのか
一君は私の肩をガシッとつかむと、私を見つめた。
目を逸らすことがない。
なに?なんで、そんなに真剣な顔してるの?
訳が分からない。
首をかしげながら、彼の言葉を待った。