幕末にゃんにゃん【完】
2 ■ パニック日和
「……俺の名前は、斎藤一だ。壬生浪士組の三番組組長をしていた」
『私の名前は、安西姫時です。この家の住人ですヨロシク』
「あぁ、よろしく頼む」
猫が、堅苦しい言い方をしているほど奇妙な物はない。
いやまて、猫が喋ってる時点でそもそもおかしいのか?
なんかいろいろ感覚麻痺を起こし始めてるんだけど……。
私は、机でご飯を食べながら。床でご飯を食べる斎藤さんと話していた。
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2 ■ パニック日和