幕末にゃんにゃん【完】
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「すまなかった」
屯所に帰ってから、縁側に座っていた私は一君に謝罪された。
何で一君が謝るんだろう……飛び出したのは私なのに…。
『一君何も悪くないじゃん。こっちこそゴメンね…いきなり飛び出して』
ニッコリと笑顔を浮かべながら頭を下げる一君の頭を撫でた。
「……ひ、めじ……」
「ほんと、なんでそこまで優しいのさ…。ココは斬首か切腹っていっときなよ」
『総司。なんて物騒なこと言ってるのよ』
この子怖すぎるは……。