幕末にゃんにゃん【完】




そう考えながら、総司が言っていたことを思い出す。

《咲月ちゃんは君と同じ目にあったんだ……そして子供をはらんだ》





“……その時にはもう既に…斎藤一の子をはらんでいたのですよ”




私が考えていたことは、既に白蘭さんにばれており




私が顔を上げて彼女の顔を見ると、薄っすらと微笑んだ。






< 208 / 291 >

この作品をシェア

pagetop