幕末にゃんにゃん【完】





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総司の傍にずっといると誓ったあの夜から一週間が経った頃



私は飯塚ちゃんのお引越しの手伝いをしていた。




『飯塚ちゃんこっち向いて!!』




「ん?なに??」




――――パシャッ




「こらぁあああ!!手伝う気あるのないの!?!?」




荷物を持ちながら鬼の形相で追いかけてくる飯塚ちゃんは、まさに屯所にいる誰かさんに瓜二つ。




私は、白蘭さんから貰ったカメラで沢山の写真を取り始めた。




煩い食事の風景や、レアな一君の居眠り写真




怒る土方さんの顔




沢山沢山写真を取った。




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